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コリカンチャ工房
工房の紹介
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コリカンチャ工房 は
南米のアンデス地方の民俗音楽フォルクローレに使われている楽器とクラシックギターの制作工房です。
10年前に長野県須坂市から長野市戸隠に移転し、現在に至っております。
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制作している楽器 は
ケーナ・サンポーニャ(シーク)・アンタラ (管楽器)
チャランゴ・アルパアンディーナ (弦楽器)
クラシックギター(フォルクローレでも使用される)
を中心に制作しています。
またフォルクローレに使われる楽器全般をご相談に応じて制作します。
そのほかオリジナル楽器の制作もしております。
演奏活動のかたわら、理想の音を求めて楽器制作をしてまいりました。
四季のある日本の気候に耐え、永く使って頂けるように心掛けて制作しています。
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制作者 中田秀一 は、
北海道で暮らした中学生時代に「コンドルは飛んで行く」に代表されるアンデスの民俗音楽・フォルクローレに出会い、
奏でられる楽器の音色に魅せられて、大学時代よりフォルクローレの楽器制作と演奏活動を始めました。
大学卒業後は、クラシックギター製作工房で製作を学び、
45年前にアンデス民俗楽器制作工房「コリカンチャ工房」を開きました。
そして楽器制作と演奏活動を続けてきました。
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工房名の 「コリカンチャ」
とは、かつて南米のアンデス地方で栄えたインカ帝国の首都・クスコにあった
神殿の名前です。
カミソリの刃すら入れることもできないと言われるほど、精緻で堅固につくられた石組みで出来ています。
インカ帝国滅亡後、スペイン植民地となり、石組みの上にスペイン様式の教会が建てられました。
大きな地震によって教会は崩壊し建て直されましたが、コリカンチャ神殿の石組みは無傷でそのまま残っており、
かつてのインカの栄華を物語るかのように、今もペルーの古都クスコの中心にあります。
「コンドルは飛んで行く」に代表される、アンデスの民俗音楽・フォルクローレの源は、
インカ時代より古いものと言われています。
プレインカ(インカ以前)の遺跡から、
陶製や骨製のケーナ(フォルクローレの代表的な縦笛)の原型になる笛が発見されているからです。
この「コリカンチャ神殿」でもインカ時代には、音楽が奏でられていたかもしれません。
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